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---------------------------------2005年05月22日
ツーリングトライアル2
お待たせしました。それでは、早速前回からの続きをお話していきますね。
当日は天気もよくスケジュールどおり進行し、時間どおり問題なくスタート。
しかし、スタートしてすぐに戸惑いました。「え?そんなに速いの?」と、びっくりするほ
どみんなの移動スピードが速いのです。
ツーリングトライアルなのだから、セクションへ着くまでの移動区間は、もっとのんびり
移動すると思っていた私は、ここで慌ててしまいました。
「ああそうか、ベテランでもこんなに移動が速いということは、素人の自分はのんびりし
ていたら、完走すら出来なくなるかもしれない。急がなきゃ・・・」そう思ってしまったの
です。
これが1つ目のミスでした。
更に・・・
慌てて一つ目のセクションに到着して驚いたのは、セクションの難しさとみんなの下見
があまりにもあっさりしていること。
競技ではなく、ただ山の中で遊ぶときでさえ「ここは行けるかなぁ?」と感じるところは
、競技のようにラインをしっかり下見する私には、「この難しいセクションを、何でこんな
短時間のさらっとした下見だけで、トライできるの?」と不思議で仕方がありませんでし
た。
しかも、みんなひょいひょいとクリーンしていくではないか。ただまずかったのは、こうし
て思わずみんなの上手さに見とれているだけならまだ良かったのですが、あろうことか
とんでもない錯覚を同時にしていたのです。
「あれ??もしかしたら見た目は難しそうだけど、意外と簡単なのか?」と・・・
これが、この日2つ目のミス。
そう、無謀にも上位の成績を出したいと考えていた私は、本当は心のどこかで確かに
感じていたこの言葉を認めようとしなかったのです。
「この人たちとは、明らかにレベルが違う」
これは、移動スピードの速さ。トライするまでの下見の早さ。減点の少なさ。
この3つの事実を見るだけで、現実を知るには十分でした。
だから本当は、こう判断するべきだったのです。
「よし、今日は慌てないでじっくりやろう。この人たちは、自分よりはるかに上手いのだ
から惑わされるな。自分は一つ一つのセクションをいつものようにトライして、その上で
タイムオーバーしたら、それはそれで仕方が無い」と。
しかし、そのとっても上手い人たちのテップリとした体格と、ただの人の良いバイク好き
のおじさんにしか見えない風貌は、現実を見たくない私が勘違いの上塗りをする言い
訳には十分でした。
「大丈夫!俺ならやれる!!」
もう何がなんだか分かりません。何の根拠もありません。ただ、このときの私はこう思う
しかなかったのです。
かくして、意味不明の強烈な自己暗示に見事成功し、勘違い大魔王と化した私は、生
涯最大の大怪我をすることになる第6セクションへ、せっせと向かうのでした。
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投稿者 masato : 2005年05月22日 13:34