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2005年04月29日

とはいえ、ウイリーのコツはある

前回は、もっとも安全に最短でウイリーをマスターするコツは「勘違いしないで
コツコツやる」
こと、という結論をお話しました。えらく地味な結論になってしまい
ましたが、結局これが本当のところです。

とはいえ、ただ闇雲にやれば良いわけでもありません。その過程には、やはりコツ
あります。そこで今回はそのコツの一つをお話します。


突然ですが、ウイリーをはじめてやろうとしたときの一番の問題は何でしょう?

それは、やり方が分からないことです。当たり前ですね。
だからまずは雑誌やビデオで勉強したり、上手く出来る人に教えてもらったりして、や
ってみるはずです。

でも、実際にそれで出来る人はほとんどいません。
残念ですが、これが事実です。

しかし、本来ならこれはおかしな話なのです。

だって、そこで教えている人はプロライダーであったり、実際にとても上手にウイリーを
披露する人なのですから、その方法が間違っているはずはありません。

それでは、一体なぜこんなことが起こってしまうのでしょうか?
ずいぶん複雑なことのようです・・・。

でも、私が見つけた答えは、実に簡単なことでした。

一言で言ってしまえば、ウイリー出来ない本当の理由が分からないから。
たった、これだけのこと。
  
これは、メインページでもお話しているとおりです。

その中には、これまでお話してきたようなバイクの問題があったり 考え方の問題があ
ったりしますし、プロライダーやとても上手い人の言うことを、ただそのまま鵜呑みにし
ていることにもあります。

しかし、一番の問題は「恐怖心」だと私は考えています。
ただ、ここで言っている恐怖心とは、「怖い」と自分自身が意識できるものではなくて、
「潜在意識が感じている恐怖心」のことをさしています。

そして一番のコツは、「潜在意識が感じている恐怖心を受け入れて、コントロール
すること」ということになります。また、私流に言い換えると、自分の本心とお話をす
るということになります。

なんだか話が怪しい方向に行きそうな雰囲気ですが、こういったことは具体的なテニッ
クではないけれど、実際はそういったものよりも はるかに有効で大切なことなのです。

事実まったく出来なかった私が出来るようになったきっかけは、生まれたばかりの子供
を見ていてそのことに気が付いたからなのです。一見派手なことは目を引くし、すごく
魅力的で楽しいけれど、本当に有効で効果のあるものというのは、こうした地味なこと
の中にあるというのが私の体験からくる実感です。


「勘違いしないでコツコツやる」
「潜在意識が感じている恐怖心を受け入れて、コントロールする」


そして、こういうことがちゃんと出来るとウイリーは簡単に出来ます。実際ウイリー自体
は難しいものではありません。

ただ、これまでお話してきたように、バイクの場合は勘違いが起こりやすかったり、無
意識の部分で感じている怖さが潜在意識に働いて、時には自分自身がウイリーをし
ないようにしていることもあるのです。

だからウイリーは難しく感じるのですが、本当はウイリーが難しいのではなくウイリー出
来ない本当の理由が分からないからなのですから、こういうことが分かってしまえばあ
とは簡単です。

「勘違いしないでコツコツやる」
「潜在意識が感じている恐怖心を受け入れて、コントロールする」

これを正しいアプローチでやっていくだけです。

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投稿者 masato : 17:00 | コメント (0)

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2005年04月27日

ウイリー出来ない理由、その2 まとめ

ウイリー出来ない理由 その2のテーマは、いつも思っていることが次々出てきて
まだまだ長くなりそうなのですが、今日で一旦まとめますね。

前回はいきなりウイリーすることがどうしておかしいのか?そして・・・それはどうやら
勘違いから無意識にやってしまっているのではないか?ということを、お話してきまし
た。

それでは一体どうしたら良いと私が考えているのかというと、バイクライディングをスポ
ーツだと考えれば話は簡単です。

一言でいってしまえば、「いきなりウイリーをやろうとしないで、コツコツとやれば良い」
となります。これまで あれこれお話してきたのが バカバカしくなるくらい結論は簡単で
す。

でも、これはバイクライディングをスポーツだと考えればすぐに分かることです。なにも
難しくはありません。あとは正しいやり方でアプローチしていくだけです。

多くのスポーツでは、まずは危険の無い状態で徐々に慣れていくことからはじめていき
、自分のレベルに合わせて段々ステップアップしていきます。そして、自分の思い描い
た状態、望む状態に近づいていきます。

もうこれで何も言うことはありません、バイクだってまったく同じです。ライディングは、人
がバイクという道具を使って楽しむスポーツですから、その入り方も多くのスポーツと
同じようにすれば良いだけです。

そして、ウイリーだってまったく同じなんです。「勘違いしないでコツコツやる」これが
もっとも安全に最短でウイリーをマスターするコツです。


冒頭でも少しお話しましたが、今回のテーマはいつも感じている疑問などが次々と出
てくるので、ここ数日で書いた下書きが10ページ以上にもなりましたが、結局残ったの
は、ここに書いた分だけになりました。

でも、あらためて読み返してみても、結局今回言いたかったことをまとめてみると、これ
だけで十分でした。

結局最後はシンプルなんですね。

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投稿者 masato : 21:50 | コメント (0)

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2005年04月22日

ウイリーできない理由、その2 続き

ウイリーできない理由その2」では、バイクライディングをスポーツと考えると、
例えば「いきなりウイリーをするのはおかしいのではないか?」という入り方について
お話ししました。

では、スポーツの世界ではまったく当たり前の入り方が、ことバイクとなるとなぜ出来
なくなってしまうのでしょうか?


その大きな理由は、バイクの場合人間の働きかけ対して、発揮される能力があまり
にも大きい
ことにあると考えています。

他の多くのスポーツでは道具そのもの それ自体が単体で機能することはほとんど
ありません。ですから、「人間が何らかの操作をしたり働きかけをして始めて使え
る道具になる」
という認識がしやすいようです。

(表現が硬くて申しわけありませんが、少し我慢してお付き合いください)

例えば、球技のボール、スキーの板、スケートの靴・・・etc これらは、人が何らかの
働きかけをしない限り、それ自体はそこにじっとしていて動くことも機能することもあり
ません。

でもバイクの場合は、バイクそのものが既に生身の人間では到底得られないほどの
機能を持っていて、それは右手のスロットルをちょいと1~2cm捻ってやるだけで実現
してしまいます。本当に凄いことですよね。

そして、これがライダーを勘違いさせる一番の原因でもあると思うのです。

ただ、本来はバイクもエンジンをスタートさせておいて「スロットルを捻る」という働き
かけをしなければ、何も起こらないわけですから他のスポーツで使う道具と同じはずな
のです。本当は・・・

だから、他のスポーツと大きく違うところは、その働きかけに対して道具が発揮する能
力のレベルの問題なのです。

例えばボールを右手でちょいと捻ることで一体どれだけの威力が生まれるでしょう?
まったく大したことはありませんよね。幼稚園児が思い切りけったサッカーボールのほ
うが余程威力があるでしょう。

でもこれがバイクになると、右手をほんの数センチ捻るだけで、リッターバイクならあっと
いう間に時速300km/hの世界です・・・本当に大変なことですよね。

さて、このように自分自身がもの凄い動力を生み出す機能を持っているバイクでも、
適切な操作やはたらきかけをしなければ、本来は動くことさえないのですが、ほんのわ
ずかな操作で凄い能力を発揮するバイクに乗り続けていることで、ライダーはほとん
ど何もしなくても、自分をはるか異次元の世界に連れて行ってくれる魔法の乗り
物だと錯覚してしまうようです。


これで一巻の終わり。一旦思考がこうなったライダーにとって、バイクはもはやただ
の乗り物でしかありません。自分が操作しているようで、はるかに大きな許容量を持っ
たバイクにただ乗っているだけです。

そして、こういった人がウイリーをやりたいと思ったときどうなるかというと、いきなり何
の準備もなしにウイリーの形を実現しようとするのです。これは前回お話した「ジャン
プ競技の初心者が、いきなり90M級のジャンプをするのと同じで、スポーツであれば
ありえないこと、誰もやらないことのはずなのです。

では、今日はここまでです。

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投稿者 masato : 22:10 | コメント (0)

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2005年04月17日

ウイリーできない理由、その2

今回は、ウイリーできない理由のうちの一つで ライダーがとても勘違いしやすい
部分をお話していきます。


「バイクライディングをスポーツと考えたほうが良い」ということはもう既にお話していま
すが、実際そんなことは私があらためて言うまでも無くライダーならばよく分かっている
ことでしょう。

しかし、ウイリーをやりたいと言ってそのままいきなりウイリーをやろうとする人を見
ていると、どうもこのことがよく分かっていないと感じてしまいます。

もし、仮にバイクが遊園地にある乗り物のように何も考えないまま乗り込んでも 安全に
スリルだけを味わえるように万全の安全対策がしてあるのならば、のん気に乗ってい
てもまったく問題はありません。

これなら いきなりウイリーしてもOKですよね。

でも、実際には そうやって何も考えずに乗っていても大丈夫な いわゆる乗り物では
ありませんし、まして電車やバスといった移動手段としての乗り物とも違います。

こう考えると、やはりバイクライディングはスポーツだと考えるのが一番しっくりくるよう
です。

さて本題です。多くのスポーツなら、その競技を始めたばかりの初心者が いきなり
技そのもの
をやり始めることはないはずです。

例えば、スキーのジャンプ競技を始めたばかりの初心者が いきなり90M級のジャンプ
をするでしょうか?・・・絶対にしませんよね。また、体操競技を始めたばかりの人がい
きなりオリンピック選手のように、大技をやり始めることも ないはずです。

このことは、どんなスポーツでもまったく当たり前にやっている入り方のはすです。そ
れぞれ競技の性質によって その入り方はさまざまでしょうが、どんな競技でもいきな
完成形の状態になろうとすることはやらないはずです。


ずいぶん当たり前のお話をしてしまいました。でも、このスポーツの世界ではまったく
当たり前のことが、ことバイクとなると どうも当たり前とは言い切れない というのが私
の感じているところなのです。

それでは、続きは次回でお話しますね。

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投稿者 masato : 07:04 | コメント (0)

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2005年04月14日

バイクは道具

今回は、前回お話した「バイクは、人がライディングというスポーツをするための
道具」
という表現について、もう少し掘り下げてみます。


私がいつも心がけていることの一つに、「バイクに乗る」のではなく「バイクを道具として
使う」というものがあります。これは、ただ言葉の表現が違うだけのようですが、あえて
こだわっている部分です。

バイクに乗るというのは、例えば「電車に乗る」とか「バスに乗る」のと同じで、そこに
用意してあるものに乗るというただの行為で、何か自分以外のものに頼って依存し
ている状態、
というのが私なりの解釈です。

対して「道具として使う」というのは、例えば「職人が自分で選び抜いた道具を、自分が
使いやすいように徹底的に改良や工夫をし、いつも大切に手入れして使っている」そん
なイメージです。

もうこれだけで私の言いたいことは、お分かりいただけたのではないでしょうか?

バイクは通常乗り物というジャンルに分類されますが、私の勝手な解釈では、スポー
ツ選手が使う道具と同じだと考えています。

でも実際には自分で動力を作り出す特性を持た機械ですから、この表現が正しいとは
思ってはいません。ただ、こう考えた方がバイクとの付き合い方を、間違えにくいので
はないかとは思っています。

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投稿者 masato : 21:34 | コメント (0)

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2005年04月10日

ウイリーできない理由、その1

クラッチが滑っていると、ウイリーはとても出来きませんよ。
まして安全になんてとてもじゃありません・・・本当に大丈夫ですか?

「ああ、そんなの分かってるよ、もちろん大丈夫。」多くの人はそう言います。
でも、実はそのことを理屈では知っていても、自分の体感として分かっている人は
意外と少ないようです。

私は、愛車のセローで毎日ウイリーを楽しみながら通勤しています。
ですから、普通に走っている人のバイクよりも、はるかに早くクラッチが消耗します。
当たり前ですね。

そんなわけで、今は1年に1回のペースでクラッチディスクとフリクションプレートの
交換をするのですが、これは決してクラッチがズルズルに滑ってしまい、走るのに支
障が出てきたからではありません。

正直このときのクラッチの状態はというと、普通に走るのにはまったく支障の無い
レベルです、ウイリーをしなければあと何年も走れるぐらいの状態なので、いつも
「もったいないな~」と思いながら交換しています。

ただ、それでも交換するのは、やはり「気持ちよくウイリーしたい」というのが一番
の理由です。クラッチを繋いだ瞬間にイメージどおりにフロントが上がって、はじめて
気持ち良いのです。

だから、これが一瞬でも遅れだすと、もう気持ちよさは半減してしまいますから、
そうなったあとは、我慢するか交換するかのどちらかしかありません。

しかし、現実にはいったん滑り始めたクラッチは、そのまま我慢して使っていても、あま
りもたないのも事実です。つながりが弱くなったクラッチに、ウイリー時のパワーを
伝えるのですから、滑り方は加速度的にひどくなっていきます。

結局はウイリーを楽しくやりたいのであれば、クラッチが滑りはじめたらすぐに交換
するのが一番良いようです。

ですからここでの問題は、そのクラッチがウイリーをするには既に適していない状態
なのに、普通に走ることはまったく問題なく出来てしまうことからそのことに気が付かず、
上手 くフロントアップが出来ないのを、自分のせいだと思い込んでしまうことなのです。

これは意外と多くの人が陥っている落とし穴のようです。なんでも自分のせいにして
、本当はバイクが本来の性能を発揮していない事が原因なのに、そのことに気が付
かないまま諦めているとしたら・・・なんだか悲しいですね。

「バイクは、人がライディングというスポーツをするための道具」
こう考えると、バイクを常に本来の性能を発揮できる状態にしておくことは、大前提
ということになります。

あなたがいま上手く出来ないで悩んでるのであれば、まずはバイクが本来の性能を
発揮しているかどうかをチェックしてみてください。

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投稿者 masato : 18:52 | コメント (0)

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